神戸の長田で面白いことをやってそうな人がいるので、先月、見てきました。
多世代型介護付きシェアハウスという、なんやらようわからん施設を運営している首藤さん。
その名もはっぴーの家ろっけん。
それは、長田の寂れたシャッター商店街の中にあります。
外観は緑のビル。看板も表札もなく、何の場所かよくわかりません。
その意図を尋ねたところ、「看板をかけることで、イメージが固まってしまうのが嫌だ」とのこと。「どんな人でも入れるようにあえて掛けない」って、オモシロイ!
この人が、代表の首藤義敬さん 。
1階は多目的ホール。写真では見えづらいですが、ピアノがあり、ゲームがあり、卓球台があり、高齢者がご飯を食べていたり。この日は、大学生が勉強?研究?のために打ち合わせしていました。
まさしくカオス。
各階はこんな感じ。階ごとにテーマが違いますし、部屋ごとに壁紙が違う面白い作りです。
個人が自分の好みに応じた部屋を選べる仕組み。
どんな場所か詳しく知りたい人は、こちらの記事を読めばよく理解できます。
とにかく行くと楽しいです。
行くと多様性って大事やなーと実感できます。
多様性=カオス
ここの場所があるから、小学生がよってくる、アメリカ人が移住してくる。
色んなことが起こり始めています。
そういう場こそが、イノベーションの源泉なんだと改めて理解しました。
行政担当者や大企業の人は行くといいと思います。
新長田は、 駅を降りれば、鉄人28号、商店街には三国志。
この共通項わかりますか?
漫画好きの人には、すぐわかると思います。
答えは、漫画家の巨匠、横山光輝氏。
長田はカオスなまちですが、はっぴーの家というカオスな拠点ができて、益々カオスになりそうです!