この度、石川県内でも初の試みとなる地域独自の経済白書「平成30年七尾経済白書」を発行いたしました!
七尾市は、私が戦略アテンダントを務めるローカルベンチャー推進事業を七尾街づくりセンター株式会社に委託しており、当事業の一環にとして制作、発行したものです。
七尾経済についての議論が深まるキッカケになり、今後の施策立案や事業展開のお役に立つことができれば幸いです。
PDF版はこちらから無料ダウンロードが可能です。
印刷した冊子について、七尾市内の方には無料で配布しております。
七尾市外の方には一部500円(含む郵送料)で販売もいたします。
メール(office@nanao-lv.com)または電話(0767-57-5415)にてお問合せください。
まだまだ足りない情報がたくさんあると感じています。
そのため、タイトルを「平成30年七尾経済白書 ver.1.0」としました。
お手に取られた皆様から、ご意見やご感想を頂くことで、情報を追加して、
経済白書をアップデートしていきたいと考えています。
ぜひお手に取ってご覧ください!
※12月2日付けの中日新聞にも掲載されました
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「七尾経済白書」完成 三セク「街づくりセンター」
人口維持へ転出入など分析
七尾市の第三セクター「七尾街づくりセンター」(檜物町)が、市内の経済や観光、人口について分析した「七尾経済白書」を完成させた。調査の結果、二十代後半から三十代前半の男性が、同市に転入することが多いと分かり、U・Iターンはこの層が多いと分析している。(中川紘希)
一方で二十代前半までは男女ともに激しい転出超過が起きており、同センター職員の友田景さんは「人口を維持するには、二十、三十代を呼び込み定着させることが重要」と指摘する。
そのほか冊子では、市内の有効求人倍率、空き家、祭りの経済効果などを示し、同市の課題や展望を探っている。和倉温泉の北陸新幹線開業効果が薄れていることやブリの漁獲量が減少傾向であることなども紹介する。
同市生駒町の御祓川(みそぎがわ)大学メインキャンパスbancoで開かれたお披露目会では、市職員や地元企業の経営者ら二十人が参加し、冊子を読んだ感想を語り合った。「市民の年収が県平均より四十五万円少ないことをもっと分析したい」「悲観的な話も多いが、光が見えるようなデータも探したい」などの意見が出た。
白書は、市の統計などからセンター職員が約九カ月かけて作製し、三百部を印刷。センターで市民向けに無償配布している。
友田さんは「七尾の将来を話し合う際のツールにしてほしい。希望があれば内容の説明に行きたい」と話した。(問)七尾街づくりセンター0767(57)5413