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執筆者の写真Kei Tomoda

【コラム】テレワークは、ワークライフバランスの終焉!?

更新日:2020年10月3日

新型コロナウイルス感染症の影響で、テレワークが進んでいる。その中で、色んなニュースやコラムが流れている。例えば、最近では、以下の2つのようなものである。



言うまでもなく、テレワークは自宅が職場である。

つまり、自宅と職場を分けられないわけである。


今までは、ワークとライフは対局にあり、「バランスよくしましょう!」というのが、ワークライフバランスの考え方である。今までの出勤スタイルであれば、ある意味、仕事とプライベートを完全に分けることも可能だった。


だがテレワークは、ワークとライフは分けられない。職住融合、職住一体である。ワークライフ・インテグレーション(統合)にあるわけだ。


私は元々このワークライフバランスという言葉がしっくりきてなかった。

そもそも1日の時間の使い方を考えてみればわかると思うが、ワーク(仕事)はライフ(人生)の中にあり、その一部である。


また、インターネットは匿名性が高いと言われているが、Twitterで会社の悪口や問題発言をすれば、炎上して追跡されれば、誰か特定されてしまう。インターネットにつながることで、実はより特定されやすい社会になったと実感している。


そういった意味で、最早インターネットが前提となる社会の中にいる以上、何かと何を切り離すことは不可能に近いと感じている。


そういう意味で、ワークライフインテグレーションという一体だと示す言葉もあるが、ライフワークインクルージョンの方が私にはしっくりくる。

先述の通り、ライフの中にワークがあるので、ワークがライフよりも先に来ることに違和感がある。だからライフワーク。インテグレーション(統合)でなく、インクルージョン(包括・包摂)。


ワークがライフの中に包括されて、仕事もプライベートもお互いに、よりよい影響を与え合う。それが、ライフワークインクルージョン!


これからの時代はそんな働き方ができなければ、優秀なスタッフは会社に残ってくれないと感じる。

また、会社に残って働く時代でもなくなってきたのかもしれないけど・・・(笑)


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